つばきもとブログ

残存歯と障害医療費の関連性

2018年6月6日 (水)

藤井寺市にある歯医者の椿本歯科医院です。

歯医者の重要な役割の中に歯を守るという事があります。

歯を守るという事は、みなさんの毎日の食事や会話を守ることだけでなく、実は歯を守る事で皆さんの全身の健康を守ることにつながっています。歯というのは実はお口の問題だけでなく、全身の問題と密接に絡み合っています。

しっかりと全身の問題を理解するためにも、適切な知識を身につけるようにしましょう。

 

お口の中にある歯は親知らずを入れて永久歯で32本あり、親知らずを除けば28本の歯をみなさんは持っています。この歯が少なくなってしまうと実は様々な健康上のトラブルが起こってくるのをご存知でしょうか。

お口の中に残されている残存歯の数というのは認知症などの疾患と密接な関係があり、この他にも障害医療費との関連も指摘されています。歯を多く残すことは実はお口の健康を守り、長生きをするために欠かす事ができません。

高齢者の死因の一つである誤嚥性肺炎は咀嚼能力が低下しているお年寄りにとって頻繁に起こりうる注意が必要な病気で、誤嚥性肺炎を防ぐためにもしっかりとお口の中に歯を残していく必要があります。

 

咀嚼のためには無くなった歯の代わりに入れ歯をしっかりと使う事が必要ですが、中には入れ歯をなかなか使いたがらない方もいます。

実は入れ歯を利用している人と、入れ歯を利用していない人との間で、認知症の発症リスクに差がある事がわかっていて、しっかりと入れ歯を利用することの重要性が提言されてきました。

しっかりとお口の状態を健康に保てるよう、定期的に歯医者に通院するようにしましょう。


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椿本歯科医院

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