2018年6月14日 (木)
藤井寺市にある歯医者の椿本歯科医院です。
皆さんは虫歯の治療がどのように進められているのかご存知でしょうか。
歯医者さんに行って歯を削って、詰めてもらうということはご存知かもしれませんが、何を詰めているのか、どのような材料を詰めているのかというのはあまりよくわかっていないかもしれません。
虫歯の治し方について一度詳しく説明をしたいと思います。
まずC2という象牙質の段階まで虫歯が広がった場合の治療法を説明します。虫歯の治療をするためにはまず、ダイヤモンドがついたドリルで歯の表面のエナメル質という部分を削り取り、
象牙質を露出します。虫歯になっている部分は通常の歯よりも柔らかくなっていて、この部分をやや回転数が低いドリルで少しずつ削り取り、
虫歯になっている部分を完全に取り除いて行きます。細かな虫歯は手で持って削り取るような道具があり、少しずつ確実に虫歯を取り除くようにするのです。
しっかりと虫歯を取り除いた後には虫歯があった歯の穴に接着剤を塗り、レジンという材料を詰め込んで行きます。
レジンというのは樹脂でできた歯科材料で、色も歯に近いような色調になっていて、非常に見た目に美しい仕上げをすることができる材料です。
レジンは青白い光を当てると固まる性質があり、歯医者さんが青い光を当てるときにはこのレジンを固める作業を行っているのです。
レジンが固まった後には形を整えて噛み合わせをなおし、しっかりと噛めるようにします。
しっかりと噛み合わせを作るのが非常に重要で、青い紙や赤い紙をカチカチと噛むのはこの噛み合わせの調整のために行うのです。
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椿本歯科医院
〒583-0027 大阪府藤井寺市岡2丁目8-41ソリヤビル1F
※駅前ロータリーをはさんで西側の近鉄のビルになります。
診療時間 9:30-12:30/14:00-18:00 土曜は17時まで
休診日 木曜・日曜・祝日