つばきもとブログ

フッ素を歯に塗るとどんな効果があるのか?

2018年6月24日 (日)

藤井寺市にある歯医者の椿本歯科医院です。

フッ素塗布というのは歯医者で頻繁に行われる虫歯予防法で、フッ素塗布を利用することで虫歯になりにくい歯を手に入れることができます。

しかし、フッ素塗布というのはしっかりと利用の仕方を知らなければその魅力を半減させてしまいます。

フッ素塗布についての基礎知識をご紹介したいと思います。

 

皆さんのお口の中には様々な細菌が住み着き、一般的に口腔内細菌叢と呼ばれています。

この細菌たちは非常に重要な病気の原因になることがあり、多くの患者さんが虫歯や歯周病などの病気を経験されています。

このため、虫歯を予防するためには微生物の働きを邪魔したり、微生物を取り除いていく必要があるのです。

虫歯になってしまうのは実は微生物が作り出す酸に原因があります。

虫歯の原因菌が作り出す酸は糖分を元に作られていて、この酸は唾液の影響で中和されますが、中和しきれなかった酸は歯を溶かしてしまい、虫歯になってしまうのです。

 

このため、虫歯になる前に歯を丈夫にしておくこと虫歯の影響が出て来なくなり、細菌が酸を作り出してもお口の中に悪影響が出なくなり、このために有効なのがフッ素です。

フッ素は歯の表面に作用し、歯を丈夫にする働きがあります。

しかし、フッ素というのは生えたての歯にしか効果がないと言われていて、しっかりとフッ素を活用して虫歯の予防にするためには生えてすぐの歯に作用させなければ意味がないのです。

したがって、しっかりとお口の中を観察し、お子さんの歯が生えた段階でフッ素を塗布しなければいけないのです。

 

虫歯予防を行いたいときには生えてすぐの歯にお薬を作用させるようにしましょう。


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