2017年8月17日 (木)
藤井寺市にある歯医者の椿本歯科医院です。皆さんは保険適応の治療で用いる硬質レジンとパラジウム合金を利用した前歯のクラウンをご存知でしょうか。一般的にはレジン前装冠と呼ばれている歯科治療に用いるクラウンで、硬質レジンとパラジウム合金を利用した治療を理解しているとそれだけで治療をしっかりと理解する事ができます。硬質レジン前装冠について理解し、治療に役立てるようにしましょう。
レジンというのはプラスチックでできた材料で、歯の色調に近い色合いを再現できる優れた歯科材料です。このプラスチックレジンは虫歯の削った後を埋める材料として広く使われているレジンとやや異なっていて、前歯に使っても問題無いような色調と口の中のレジンと異なる硬さを持っている材料で、非常に見た目が美しい材料として知られています。このような硬質レジンをパラジウムという金属を主体にした合金に用いる事で長く使える美しい前歯を作ることができます。金属だけでできたクラウンは前歯に使うには使い勝手が悪く、見た目の悪さから嫌厭されてしまいます。このため、プラスチックのレジンを使った治療手段は前歯の治療を進める上で重要な選択肢として広く用いられていて、多くの歯科医院で利用されています。
レジンを使った材料は細菌が繁殖しやすいというデメリットはありますが、色調が美しいという特徴があります。金属を使った材料はメタルタトゥーなどのトラブルが起こりますが、丈夫さがあります。メリットやデメリットがありますが、広く利用されている治療手段なので、しっかりと治療について理解しておきましょう。
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椿本歯科医院
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