つばきもとブログ

下顎前突症とは

2018年5月20日 (日)

藤井寺市にある歯医者の椿本歯科医院です。

下顎前突症という言葉をご存知でしょうか。

下顎前突というのはいわゆる受け口の事で、下顎が上顎よりも前に出過ぎてしまっている状態をさしています。

下顎前突症を治療するには矯正治療や口腔外科・形成外科の治療が必要になる場合があり、受け口に対するしっかりとした知識を持つことはとても大切な意義があるのです。

下顎前突症についての基本的な知識を身につけておきましょう。

 

受け口の事を専門的には下顎前突と言いますが、この下顎前突は実は歯が原因で起こる場合と骨が原因で起こる場合、

またはその二つが同時に起こる場合があり、しっかりと知識を身につけないとお子さんのお顔の状態を正しく理解する事ができません。

 

歯というのは喋り方の癖や唇の使い方の癖で生えている向きが変わる事があり、下顎前突症の方の中には下の前歯が前方に飛び出てしまい、受け口のように見えている場合があります。

下の前歯が飛び出してしまうと骨に問題がなくても受け口に見えてしまうので、このような場合には矯正治療で歯並びを直す必要があります。

一方、骨が原因で受け口になってしまう場合もあるので、注意しなければいけません。

上顎の骨の成長が悪かったり、下顎の骨が前方に成長し過ぎてしまう場合には相対的に下顎が前に出てきてしまい、下顎前突症と診断されます。

骨が原因で起こる下顎前突症は成長途中であればある程度治療する事ができるのですが、大人になってからでは手術以外の治療を行う事ができません。

子供の顔の形をよく観察し、受け口になりそうだと判断した時にはすぐに歯医者に相談するようにしましょう。


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