大阪府藤井寺市で一般歯科、予防歯科、歯槽膿漏治療（歯周病）、小児歯科・矯正、
入れ歯治療、インプラントでお探しなら椿本歯科医院まで

藤井寺市にある歯医者の椿本歯科医院です。奥歯がなくなることと、動脈硬化に関係があると言われていますが、実はこれは冷静に考えなければ誤った結論を招いてしまうことになります。奥歯と動脈硬化の関係について考えてみましょう。

動脈硬化というのは全身の動脈が石灰化し硬くなる病気で、コレステロールを摂取しすぎてしまうと血管にコレステロールが沈着してしまいやがて血管の炎症と石灰化が起こるのが動脈硬化のメカニズムです。動脈硬化は全身の様々な動脈で起こり心筋梗塞や脳動脈瘤破裂などの命に関わるような病気を引き起こしてしまいます。このため、全身の血管が硬くなる動脈硬化を防ぐことで全身の恐ろしい病気を防ぐことができます。

動脈硬化が悪化する要因の一つに奥歯の有無が指摘されています。しかし、これは簡単に鵜呑みにしてしまうと誤った認識を抱えてしまうことになります。奥歯がある方が動脈硬化が少なくなるというメカニズムは未だに正確に特定されておらず、どちらかというと奥歯を残せるように歯周病などの慢性炎症をうまくコントロールし続けた結果、動脈硬化が悪化しなかったと考えた方が自然かもしれません。歯周病は糖尿病や動脈硬化を悪化させるとわかっているので、定期的に歯科医院で治療を受けることが大切です。

藤井寺市にお住いの方の中で、定期的な歯科診療が必要な方は是非一度歯科医師にご相談ください。歯周病を防ぎ、全身の病気を避けるように心がけましょう。